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Trend Vision One Email and Collaboration Security サポート開始のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ@ Trend Vision Oneの機能としてリリース

Trend Vision One Email and Collaboration Security サポート開始のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ

Trend Vision One Email and Collaboration Security を下記日程にてサポート開始いたします。

■製品
Trend Vision One Email and Collaboration Security
※ Trend Vision Oneの機能としてご提供

■サポート開始日
2024年1月15日(月)

■製品概要
Trend Vision One Email and Collaboration Security (以下、V1ECS)では、統合サイバーセキュリティプラットフォーム Trend Vision One (*1) の1コンソールで、メール脅威の侵入を防ぐ多層防御やXDR (*2) による万が一のメール起点のサイバー攻撃への事後対策を実現することが可能です。

V1ECSは、当社SaaS型メールセキュリティ対策製品 Trend Micro Email Security(以下、TMEmS)及びTrend Micro Cloud App Security(以下、CAS)の後継になりますので、既存でTMEmSまたはCASをご利用中のお客様は対応するV1ECSへアップデートし、Trend Vision Oneコンソールにて後継のV1ECSをご利用いただくことができます。

また、当社メールセキュリティ対策製品をご利用でないお客様はTrend Vision One Credits (*3) にてV1ECSを新規でお買い求めいただくことが可能です。

(*1) Trend Vision Oneの詳細情報はこちらをご参照ください。

(*2) XDR (Extended Detection and Response)とは、サイバー攻撃の事後対応として、脅威がユーザ環境に万が一侵入した際に、攻撃の痕跡を検知、可視化することで、インシデントの調査、原因特定、対応を行う機能です。
詳細はこちらをご参照ください。

(*3) Trend Vision One Creditsとは、Trend Vision One に関連する製品の利用権を事前にまとめて購入して、その後利用する製品を選択していただくことで、製品を迅速かつ柔軟に利用できる当社独自のポイントシステムです。
標準価格情報はこちらをご参照ください。

■製品ラインナップ紹介

パッケージ名称 種別※どちらか一つを選択 主な提供内容
Trend Vision One Email and Collaboration Security - Core Cloud Email Gateway Protection ・対象メール環境:オンプレミス、クラウド
機械学習型検索やなりすましメール対策、Webレピュテーション、ファイルサンドボックス等の機能を兼ね備えたゲートウェイ型セキュリティ対策
Trend Vision One Email and Collaboration Security - Core Cloud Email and Collaboration Protection ・対象メール環境:Microsoft 365 Exchange Online、Google Workspace Gmail
機械学習型検索やなりすましメール対策、Webレピュテーション、ファイルサンドボックス等の機能を兼ね備えたAPI型セキュリティ対策
・対象のクラウドストレージ(SharePoint Online, OneDrive for Business, Box, Dropbox, Google Drive)上のファイルやチャットツール(Microsoft Teams)上のメッセージとファイルへのセキュリティ対策
Trend Vision One Email and Collaboration Security - Essential Cloud Email Gateway Protection ・対象メール環境:オンプレミス、クラウド
機械学習型検索やなりすましメール対策、Webレピュテーション、ファイル・URLサンドボックス等の機能を兼ね備えたゲートウェイ型セキュリティ対策
・送信メールの暗号化(※2024年2月以降提供予定)、不達メール継続管理等の高度な運用管理機能
Trend Vision One Email and Collaboration Security - Essential Cloud Email and Collaboration Protection ・対象メール環境:Microsoft 365 Exchange Online、Google Workspace Gmail
機械学習型検索やなりすましメール対策、Webレピュテーション、ファイル・URLサンドボックス等の機能を兼ね備えたAPI型セキュリティ対策
・インラインモード (*4) によるメールボックスへの配送前・後のメール検査と処理の実施(※2024年2月以降提供予定)
・対象のクラウドストレージ(SharePoint Online, OneDrive for Business, Box, Dropbox, Google Drive)上のファイルやチャットツール(Microsoft Teams)上のメッセージとファイルへのセキュリティ対策
Trend Vision One Email and Collaboration Security - Pro なし ・対象メール環境:Microsoft 365 Exchange Online、Google Workspace Gmail
・V1ECS Essential Cloud Email Gateway Protectionの提供内容

・V1ECS Essential Cloud Email and Collaboration Protectionの提供内容
・XDRのセンサーとしての連携によるXDRアラートの生成、攻撃起点のメールの詳細調査、メールへの事後対応(隔離等)|
(*4) インラインモードとは、Microsoft 365 Exchange Onlineのコネクタの設定により、MXレコードの変更なく、メールボックス配送前に受信メールの検査・送信先への配送前に送信メールの検査ができる検査モードです。

■現行SaaS型メールセキュリティ対策製品(TMEmS・CAS)からV1ECSへのアップデート案内
1) V1ECSへのアップデートをご案内するバナー表示
V1ECS提供開始に伴い、以下に該当する場合、TMEmS 及び CAS のコンソール画面よりV1ECSへのアップデートをご案内するバナーが2024年1月15日(月)以降順次表示されるようになります。

◆バナー表示対象
 ・Trend Micro SaaS Subscription License(以下、TSSL)またはTrend Micro 運用受託ライセンス(以下、TMOL)の
  CASを利用している場合
 ・TSSLまたはTMOLのTMEmSを利用している、かつ、Trend Vision Oneとの連携を実施している場合
  ※Trend Micro マネージド事業者ライセンス(MSPL)は対象外です。
  ※TSSLまたはTMOLのTMEmS利用中でTrend Vision Oneとの連携を実施していない場合、
   2024年2月以降、V1ECSへのアップデートを案内するバナーが表示される予定です。

バナーからの移行手順詳細につきましては、後述の製品Q&Aをご参照ください。

2) TMEmS・CASからV1ECSへのアップデートパス
TMEmS・CASコンソール画面のバナーより、V1ECSへのアップデートを実施いただいた場合、それぞれ以下のパッケージをTrend Vision Oneコンソール上にてご利用いただけるようになります。


◆V1ECSへのアップデートパス

既存製品ライセンス V1ECS(アップデート先)
Trend Micro Email Security Standard V1ECS Core Cloud Email Gateway Protection
Trend Micro Email Security Advanced V1ECS Essential Cloud Email Gateway Protection
Trend Micro Cloud App Security 1) URLサンドボックス機能を有効化している場合
V1ECS Essential Cloud Email and Collaboration Protectionn
2) URLサンドボックス機能を有効化していない場合
V1ECS Core Cloud Email and Collaboration Protection
Trend Micro Cloud App Security with XDR 1) URLサンドボックス機能を有効化している場合
V1ECS Essential Cloud Email and Collaboration Protection, Email Sensor
2) URLサンドボックス機能を有効化していない場合
V1ECS Core Cloud Email and Collaboration Protection, Email Sensor

3) アップデートに際しての注意点・V1ECSリリースに伴う変更点
・V1ECSへのアップデートを実施した場合、既存でご利用されていたTMEmS・CASへ戻すことはできません。
 アップデート実施時に確認メッセージが表示されますので、ご確認いただいた上での実施をお願いいたします。
・後継のV1ECS提供開始に伴い、TMEmSやCASにて実施されてきた新機能の追加は終了いたします
 (製品をご利用いただく上で影響があるバグや障害への対応は今後も継続いたします)。

サポート情報 : トレンドマイクロ