Trend Micro Apex One 2019 Patch 3 (ビルド 8378) 公開のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ
Trend Micro Apex One 2019 Patch 3(ビルド 8378)を下記日程にて公開いたします。
■公開開始日
2020年8月5日(水)
■修正内容・新機能
Microsoft Windows 10 May 2020 Update (バージョン 2004) がサポートされるようになります。その他、本 Patch で提供される修正、新機能については付属の Readme ファイルをご確認ください。
■入手方法
Trend Micro Apex One 2019 Patch 3(ビルド 8378)は 最新版ダウンロード からダウンロードできます。
■導入方法
以下製品 Q&A にて概要および適用方法を公開しておりますので、ぜひご利用ください。製品Q&A:Trend Micro Apex One 2019 Patch 3(ビルド 8378)のインストール手順
サポート情報 : トレンドマイクロ
修正される問題
本リリースは、 次の各問題を修正します。
問題 1 (SEG-73829)
Microsoft Edge (Chromium版) Webブラウザを使用している場合に、Apex OneのWebレピュテーション機能でWebサイトをブロックできない問題修正
本リリースの適用後は、Apex OneでEdge (Chromium版) Webブラウザがサポートされるようになり、この問題が修正されます。
問題 2 (SEG-76027)
情報漏えい対策オプションモジュールが1つのWebメール処理に対して2つの違反ログを生成する問題修正
本リリースの適用後は、情報漏えい対策オプションモジュールがアップデートされ、この問題が修正されます。
手順
同期モードのキャッシュ (ブロック処理用) を設定するには、次の手順に従ってください。
本リリースをインストールします (「4.1 インストール手順」を参照)。
Apex Oneサーバのインストールフォルダ内の「PCCSRV\Private」フォルダにある「dlp.ini」ファイルを開きます。
[Configure] セクションに、次のキーを追加します。
[Configure]
SYNC_MODE_FILE_CACHE=true
変更内容を保存し、ファイルを閉じます。
Apex One Webコンソールを開き、[エージェント]→[エージェント管理]→ドメインまたはエージェントを選択→[設定]→[情報漏えい対策設定] の順に選択します。
[保存] をクリックして、設定をエージェントに配信します。
Apex OneサーバからApex Oneセキュリティエージェントに設定が配信されます。
問題 3 (SEG-79854)
Apex Oneファイアウォールサービスによりバージョン2.4.8のOpenVPNへの接続がブロックされることがある問題修正
本リリースの適用後は、Apex Oneセキュリティエージェントプログラムがアップデートされ、この問題が修正されます。
問題 4
必要なファイルが不明なプロセスによってロックされていることに起因して、Trend Micro Apex One Patch 3のインストールに失敗することがある問題修正
本リリースの適用後は、必要なファイルが解放されアップデートできるようになり、この問題が修正されます。
問題 5 (SEG-81213)
Trend Micro Apex One Patch 3のインストール後、最新バージョンのApex One (Mac) がインストールされていないApex One (Mac) ユーザがコンソールにログオンできなくなる問題修正
本リリースの適用後は、この問題が修正されます。
問題 6
Trend Micro Apex One Patch 3のインストール中、アプリケーションコントロールのファイルに必要なアップグレードを阻止するエラーが発生することがある問題修正
本リリースの適用後は、この問題が修正されます。
問題 7 (VRTS-4792)
Apex Oneサーバをローカルディレクトリからアップデートする場合、攻撃者がアップデートファイルのパスにファイルを挿入できる可能性のある潜在的な脆弱性が存在する問題修正
本リリースの適用後は、この問題が修正されます。
問題 8 (VRTS-4376)
Trend Micro Apex Oneに、不正なアクセス管理の権限昇格の脆弱性が検出される問題修正
本リリースの適用後は、この問題が修正されます。
問題 9 (SEG-81877)
エージェントをウイルスバスター Corp. XG/XG SP1からアップグレードする際にvcruntime140.dllが見つからない問題修正
本リリースの適用後は、この問題が修正されます。
新機能
本リリースでは、 次の新機能が提供されます。
機能 1
セキュリティエージェントでWindowsのEncrypting File System (EFS) の脆弱性を利用するランサムウェアの攻撃を回避できるようになります。機能 2
Apex OneでCodeBaseデータベースが使用されないようになったため、Apex One Webコンソールの [グローバルエージェント設定] 画面にある [セキュリティ設定] タブから [Apex Oneサーバのデータベースフォルダをリアルタイム検索の対象から除外する] オプションが削除されます。機能 3
Apex OneでWindows 10 May 2020 Updateへのセキュリティエージェントのインストールがサポートされるようになります。機能 4
Apex Oneサーバおよびセキュリティエージェントで重大なシステムイベント (セキュリティエージェントの移動、セキュリティエージェントのアンインストール、パスワードのリセット) に関連するWindowsイベントログが収集され、Trend Micro Apex Centralの製品監査イベントログに送信されるようになります。機能 5
セキュリティ強化のため、より高度なパスワードの複雑さがセキュリティエージェントのアンロードおよびアンインストール機能に要求されるようになります。
関連URL
- Trend Micro Apex One Patch3 (ビルド 8378) の適用に失敗する事象について : Q&A | Trend Micro Business Support
- Application Control(iAC) のライセンスをTrend Micro Apex Central から有効化していない環境。
- 製品に付属のSQL Serverデータベース設定ツール(sqlTxfr.exe)を使用して、データベースへの接続に使用するパスワード情報を変更した事がある環境。