障害情報:TippingPoint TPS TOS 6.1.0 でメモリ使用率が増加し続ける事象に関するお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ
日頃より弊社製品ならびに有償サポートをご利用頂き、誠にありがとうございます。
TippingPoint TPS において、以下の障害を確認いたしましたので詳細についてご案合いたします。
■対象製品・サービス
TippingPoint TPS/TXE シリーズで TOS 6.1.0 をご利用のお客様
■障害発生日時
2024年2月3日(土)
■障害内容
TippingPoint TPS のメモリ使用率が徐々に増加し、最終的に監視通信への影響を回避するために Layer-2 Fallback の状態に遷移する(非監視状態になる)
■原因
TippingPoint システムの内部スイッチがメモリリークの事象によってメモリ使用率が増加し、最終的に監視通信への影響を回避するために Layer-2 Fallback の状態に遷移します
■対処方法
以下のいずれかの手順にて対応が可能です
・TippingPoint TPS/TXE TOS 6.1.0 から 6.2.0 へのバージョンアップ
・TippingPoint TPS/TXE TOS 6.1.0 から 6.1.0 未満のバージョンへのロールバック
・"reboot full"コマンドの実行によるシステム再起動の実施(暫定対処)
詳細につきましては以下の製品 FAQ をご参照願います。
「TippingPoint TPS TOS 6.1.0 で発生する既知事象に関する対処方法」
サポート情報 : トレンドマイクロ
事象内容
- TPS/TXE TOS 6.1.0 の環境でシステムメモリ使用率が増加し、システムが Layer-2 Fallback の状態に遷移する(非監視状態になる)
※Layer-2 Fallback は TippingPoint のシステム異常時に監視ポートの通信を停止させないためのバイパス機能になります。
詳細についてはこちら のアナウンスをご参照願います。DCX事象原因
- TippingPoint TPS/TXE システムの内部スイッチがメモリリークの事象によってメモリ使用率が徐々に増加し、最終的に監視通信への影響を回避するためにシステムが Layer-2 Fallback の状態に遷移します