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Trend Micro Apex One SaaS:12月13日の定期メンテナンス後に発生する一部エージェントへの影響についてのお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ@ GUIDの不一致端末が同期されることで、指定していたポリシーから外れる可能性があるとのこと。

Trend Micro Apex One SaaS:12月13日の定期メンテナンス後に発生する一部エージェントへの影響についてのお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ

Trend Micro Apex One SaaS で2023年12月13日(水)に予定されている定期メンテナンス後、アップデートされた一部エージェント端末のポリシー設定に影響が出ることが想定されます。

大変ご迷惑をおかけしますが、影響と対応手順については以下をご確認下さい。

■ 対象製品
Trend Micro Apex One SaaS (以下、Apex One SaaS)
・ Trend Vision One - Standard Endpoint Protection

■ 発生する事象について
Apex One セキュリティエージェント用のポリシーで「対象の指定」を使用して配信されたエージェント端末の設定がメンテナンス後にデフォルトに戻ることが想定されます。
詳細についてはこちらのFAQをご参照下さい。

サポート情報 : トレンドマイクロ

2023年12月定期メンテナンスでは、セキュリティエージェントとEndpoint BasecampのGUIDが不一致の端末に対して、GUIDを同期させる機能が実装されます。
この動作によって、以下2つの影響が生じます。

影響1:エージェントログが削除される
影響2:ポリシー設定が解除される

Apex One SaaSのメンテナンス情報につきましては、こちらをご参照ください。
影響を回避する方法につきましては、後述の「事前に回避する方法」をご参照ください。

DCX

影響があるのは、GUID不一致で、ポリシーを設定している場合

影響が発生する条件

本影響は以下の2つの条件で発生します。なお、エージェントログの削除は条件2のみを満たす場合、ポリシー設定の解除は両方とも条件を満たす場合に発生します。

条件1:エージェントポリシーの適用方法として「対象の指定」を使用している
条件2:セキュリティエージェントとEndpoint BasecampのGUIDが不一致

ポリシー設定の解除は、両方の条件を満たす場合に発生します。
そのため、ポリシーの対象の指定方法として「ラベルの選択」や「条件に応じてフィルタ」を使用している場合、条件1を満たさないため発生しません。

エージェントログの削除については、条件2のみで発生します。
セキュリティエージェントとEndpoint BasecampのGUIDは、Image SetupツールでGUIDを変更している環境などで不一致となる場合があります。

事前に回避する方法

影響を回避する方法として、次の2パターンがあります。
ポリシー設定が解除される影響については、両パターンとも効果があります。
エージェントログが削除される影響については、パターン2のみ効果があります。

パターン1:エージェントポリシーの適用方法として「対象の指定」以外で適用を行う
パターン2:アップデート設定にてHotFix配信禁止設定を行う

上記1の手順につきましては、オンラインヘルプ新しいポリシーの作成をご参照ください。
上記2の手順につきましては、オンラインヘルプその他のエージェント設定をご参照ください。

※ エージェントログが削除される影響につきましては、発生後の対処ができません。
※ エージェントログを保持しておく必要がある場合、「パターン2」を事前に実施頂くか、事前にこちらの手順でログをエクスポート頂くようにお願いいたします。


https://success.trendmicro.com/dcx/s/solution/000296001?language=ja