Deep Security および Cloud One Workload Security Agentで確認された複数の脆弱性について:サポート情報 : トレンドマイクロ
Deep Security および Cloud One Workload Security のUnixベースのAgentにおいて、複数の脆弱性が確認されました。
脆弱性 製品 CVE-2022-23119
CVE-2022-23120Deep Security Agent (Linux/Unix版)
Cloud One Workload Security Agent (Linux/Unix版)■本脆弱性について
サポート情報 : トレンドマイクロ
本脆弱性へ対応するためには、各製品の最新ビルドのご利用をお願いいたします。
詳細については、以下のアラート/アドバイザリをご確認ください。
CVE-2022-23119: ディレクトリトラバーサル
(CVSSv3: 7.0: AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)
Linux版の Deep Security Agent (以下、DSA) において、攻撃者がディレクトリトラバーサルの脆弱性を悪用することにより、任意のファイルを読み取ることが可能です。
この脆弱性を利用するためには、次のいずれかの条件を満たす必要があります。・Deep Security Managerが侵害されていること
・未アクティベート状態のDSAに対してアクセスできることQ&A | Trend Micro Business SupportCVE-2022-23120: コードインジェクションによる権限昇格
(CVSSv3: 7.0: AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)
Linux版のDSAにおいて、攻撃者がコードインジェクションによる権限昇格を悪用することにより、任意のコードをrootとして実行することが可能です。
この脆弱性を利用するためには、次の条件を満たす必要があります。・未アクティベート状態のDSAに対してアクセスできること
https://success.trendmicro.com/jp/solution/000290304
製品/コンポーネント/ツール/バージョン 修正 リリース日 Deep Security Agent 20.0 20.0.0-3445 (20 LTS Update 2021-11-24) 2021年11月24日 Deep Security Agent 12.0 12.0.0-2072 (Update 22) 2021年11月01日 Deep Security Agent 11.0 11.0.0-2256 (Update 28) 2021年10月26日 Deep Security Agent 10.0 10.0.0-4015 (Update 32) 2021年12月02日