InterScan for Microsoft Exchange 12.5 Service Pack 1 公開のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ
InterScan for Microsoft Exchange 12.5 Service Pack 1 を、下記日程にて公開いたします。
■ 公開日
2019年2月18日(月)
■主な新機能
主な新機能は以下のとおりです。
ライティングスタイルトレーニング
ライティングスタイル検証
Connected Threat Defense
詳細に関しては、 付属の Readmeファイルをご覧ください。
■入手方法
本製品は次のページからダウンロードできます。
「最新版ダウンロードページ : InterScan for Microsoft Exchange 」
■導入手順
サポート情報 : トレンドマイクロ
付属の Readmeファイルおよび インストールガイドをご覧ください。
2. 新機能 ========= 2.1 InterScan 12.5 Service Pack 1の新機能および機能強化 ======================================================= このService Packに含まれる新しい機能および強化点は次のとおりです。 2.1.1 ライティングスタイルトレーニング ======================================== 本バージョンでは、ビジネスメール詐欺 (BEC) の脅威から組織のユーザを保護 するため、トレンドマイクロのWriting Style DNAテクノロジが統合されています。 この機能は、対象ユーザのライティングスタイルを学習し、ライティングスタイル モデルを生成するためのものです。 2.1.2 ライティングスタイル検証 ================================ 本バージョンでは、ライティングスタイルモデルの検証を管理者が有効化することに より、潜在的なBEC攻撃を検出することができます。 2.1.3 Connected Threat Defense ================================= 本バージョンには、Trend Micro Control Managerサーバからファイル (SHA1) の 不審オブジェクトを同期する管理者向けオプションがあります。 Control Managerは、トレンドマイクロの製品とソリューションをまとめて、 標的型攻撃や高度な脅威が長期にわたる被害をもたらす前にそれらを検出、分析し、 対処できるようにします。 InterScanでは、URL内の不審なオブジェクトの検出にSmart Protection Network を活用します。 2.1.4 製品機能の強化 ==================== 本バージョンでは、指定した時間を経過した場合に予約検索を一時停止するように 管理者が設定できます。検索が完了する前に停止した場合は、次の予約日時に、 停止したところから検索が再開されます。 本バージョンでは、特定の環境でExchangeのコマンドレットを呼び出すとメモ リリークが発生する問題が解決されます。解決方法として、InterScanから Exchangeのコマンドレットが頻繁に呼び出されないように、Exchangeのコマンド レットから取得したExchangeの情報を格納するキャッシュメカニズムが追加 されています。 2.2 解決された制限事項 ========================= - 本バージョンのInterScanでは、ユーザがInterScan for Microsoft Exchange 12.5のWebコンソールのログオン画面にある [ドメインのアカウント 情報を使用してログオン] オプションをクリックした後に「HTTP 500内部サーバ エラー」が発生する問題が解決されています。[Hotfix: hfb1307-12.5 EN] - 本バージョンのInterScanでは、InterScan for Exchange 12.5がVSAPIの 「NO_SUPP_ERROR」エラーおよび「BAD_ZIP_ERR」エラーを処理できるようにエラー 処理メカニズムが更新されています。[Hotfix: hfb2020-12.5 JP] - 本バージョンのInterScanでは、[宛先]、[CC]、および [BCC] フィールドの すべての受信者アドレスの合計長が8192バイトを超える場合に、隔離されたメール メッセージの元のメッセージをユーザが再送信しようとすると再送信に失敗する 問題が解決されています。[Hotfix: hfb1801-12.0 SP1 Patch2 EN] - 本バージョンのInterScanでは、高プロファイルユーザのリストで「\t」 を使用してリスト内のユーザ情報フィールドを区切ることができます。 この変更により、名、姓、またはドメイン名にカンマが含まれているユーザを 高プロファイルユーザのリストに保存できない問題が解決されます。 [Hotfix: hfb1312-12.5 EN] - 本バージョンのInterScanでは、iCRC共通モジュールが2.82.0.1058にアップグレ ードされています。これにより、iCRC共通モジュールが「User Agent」 ヘッダーに追加する (情報の) 形式が修正されます。 [Hotfix: hfb1810-12.0 SP1 Patch2 EN] - 本バージョンのInterScanでは、添付ファイルブロックを有効にした場合に、 InterScan for Exchangeを通過するすべての添付ファイルがその追跡ログに記録 されます。[Hotfix: hfb1316-12.5 EN] - 本バージョンのInterScanには、デジタル署名されたメールメッセージのURLの 抽出と検索をスキップするようにInterScanを設定するオプションがあります。 この機能を設定するには、次の手順を実行してください。 [Hotfix: hfb1318-12.5 EN] a. 本Hotfixをインストールします (「インストール」参照)。 b. レジストリエディタを開きます。 c. 次のキーに対して、適切なデータ値を選択して設定します。 パス: HKLM\SOFTWARE\TrendMicro\ScanMail for Exchange\CurrentVersion キー: SkipWTP4SMINE 種類: REG_DWORD データ値: 「1」 = デジタル署名されたメールメッセージの URL抽出をスキップする 「0」 = デジタル署名されたメールメッセージの URL抽出を実行する d. レジストリキーを設定したら、「InterScan for Microsoft Exchange Master Service」を再起動して設定を有効にして ください。 - 本バージョンのInterScanでは、eManagerモジュールでメール添付ファイルから のハイパーリンク抽出がサポートされます。[Hotfix: hfb1310-12.5 EN] - 本バージョンのInterScanでは、予約アップデートが遅延なく予約どおりに実行 されます。この変更により、連続する予約アップデートが1~2秒遅れるという 問題が解決されます。[Hotfix: hfb2021-12.5 JP] - 本バージョンのInterScanでは、機械学習型検索サービスのDNSクエリのタイム アウト値が増加され、タイムアウトが原因で機械学習型検索を有効にできない 問題が解決されています。[Hotfix: hfb1320-12.5 EN] - 本バージョンのInterScanには、ユーザが [メッセージをユーザのスパムメール フォルダに隔離] アクションを選択した場合に、InterScanが (スパムまたは不審 なURLが含まれていると見なされる) 内部メールメッセージを迷惑メールフォル ダに移動できるオプションがあります。[Hotfix: hfb1321-12.5 EN] - 本バージョンのInterScanでは、ユーザが [送信者に通知する] オプションを 選択した場合に、Webレピュテーション違反に関する通知メールメッセージを InterScanから送信者に送信できます。[Hotfix: hfb1322-12.5 EN] - 本バージョンのInterScanでは、添付ファイルブロックのOLE検索機能が動作 しない問題が解決されています。[Hotfix: hfb1323-12.5 EN] - 本バージョンのInterScanでは、ユーザが添付ファイル名で他のログを参照 した後、仮想アナライザ送信ログの参照時にシステムエラーが表示される 問題が解決されています。[Hotfix: hfb1324-12.5 EN] - 本バージョンのInterScanでは、Trend Micro Control Manager (TMCM) サーバ からのコンポーネント配信が失敗する問題が解決されています。 - 本バージョンのInterScanでは、自動隔離ファイル削除の問題が解決され、 自動隔離ファイル削除機能が正常に動作するように修正されています。 [Hotfix: hfb2024-12.5 JP]